お前のその背中に
触れられたらいいのに
薄い絹地にうっすらと
羽の名残の骨の形
夏の日差しが影を落としている
手を伸ばして抱き寄せて届くのに
お前の輝く羽に
禁忌を犯し手を伸ばし
お前の羽を折る
触れたいと思うことが罪
だから
お前を遠くに
手を伸ばしても届かない
天上へと
送る
お前のその背中に
触れられたらいいのに
薄い絹地にうっすらと
羽の名残の骨の形
夏の日差しが影を落としている
手を伸ばして抱き寄せて届くのに
お前の輝く羽に
禁忌を犯し手を伸ばし
お前の羽を折る
触れたいと思うことが罪
だから
お前を遠くに
手を伸ばしても届かない
天上へと
送る