タグ: ベルサイユのばら
世界が明日終わるとしてもー29
天使と悪魔
カンテラ
愛を知る日
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Amor
過ぎ去る花
夜の宝玉
白い道
六月の雨ー前編
短篇集 予約受付開始しました
短篇集の予約受付を開始しました。
⭐️オスカルとアンドレの物語 「七月」 31篇 298頁
⭐️彼らをとりまく人々の物語 「手紙」 21篇 398頁
⭐️「七月」「手紙」 セット
いずれも新書版サイズ。
「七月」「手紙」にはおまけ短篇「仮面」がつきます。
二冊セットには「仮面」「キス」の二篇のおまけがつきます。
入荷予定は今月下旬。入荷次第順次発送いたします。
タイトルの「七月」「手紙」
私は二次小説を書きはじめてからずっと、あの熱い夏の彼らに手紙を書いているような気持ちでした。宛先のない、決して届くことのない手紙。これからも書いていきたいと思っています。
最初で最後のセレクト短篇集。どうぞよろしくお願いします。
ばらの花
砂の影
その日
一遍の詩
信頼
風に命じる
空に溶ける
証明-彼女
ならば証明してみせる
私がどれだけお前を愛しているか
髪を全て切り落としお前のジレの刺繍にしよう
爪を剥いで砕き髪粉にしよう
痛みに零れる涙でお前のシャツを晒そう
流れる血はワインの代わりにグラスに受け喉を潤す
そして眼を
くり抜いて
お前の左眼に移そう
右は黒く左は青いお前の瞳
その網膜にひとりの女の残骸が映る
金の髪も青い瞳も失って
ただ
赤い唇だけが
お前への愛を歌う
それが私の証明