アニばら語り アンドレの最期

何かと物議のアンドレの最期。私はアリだと思ってます、アリ寄りのアリ、むしろ全肯定!なぜならば、庇って死なれるのはオスカルが辛すぎるからです。

勿論死別の慟哭は限りなく深いけど、それ以上の重荷なんてこの波乱の人生の女性に負わせたくない。アンドレも死にたかったはずはない。絶対にオスカルの死は見たくなかっただろうけど、それはオスカルも同じ。

そして事実上の内戦状態で兵士が死ぬ。それは全く美しい行為でも情景でもないんです。あの時傷ついた兵士も死んだ兵士もいて、アンドレはその中の一人だった。流れ弾だろうが庇おうが死の事実に変わりない、一人の兵士の死。そういうアンドレの最期だったと思います。

流れ弾だから無駄死に、庇ったから美しく賞賛される死。

アンドレの人生の価値はそのようなもので毀損される程度ですか?アンドレが人生かけてオスカルを愛したことは、流れ弾で無駄になりましたか?

私は死に優劣や価値をつける考え方が好きではありません。それが残された者の慰めであったとしても、人生は生が決めるものです。

予告

前回のお知らせから数週間。本作りに悪戦苦闘してました。

Twitterでアンケ取って新書版サイズに決めてからも。表紙のサイズを間違え、解像度を間違え、文字数行数調整するごとに全ページ構成をやり直し、句読点の変換間違いを直し、行間を詰めたり開けたり、あれだのこれだのあーだのこーだの。魂抜けた・・_:(´ཀ`」 ∠):
皆さん、こんな苦労して本出してるんですね、すごいわ。まあ私がポンコツなだけですが。

セレクト確定にあたり、リクエスト募集は終了します。リクエストくださった皆様、ありがとうございました。
以前から好き作品アンケートを取ってみたかったので、今回良い機会でした。リクエストいただけて嬉しかったです。ゼロだったらちょっと泣いたかもw 全部入れたかったんですが、あれこれ欲張りすぎてページ数が爆発してしまい・・二冊合計550頁以上。リク全部は入りませんでした、申し訳ありません。

ともあれ、なんとかざっくり形にできました。二冊分冊。単品売りとセット売りおまけ付き。サンプルが仕上がったら印刷に回して、納期確定すればBOOTHに出します。多分二月中旬あたり。今しばらくお待ちください。