Twitterでアニばら鑑賞記をつらつら書いているのですが、書ききれず溢れると短いＳＳになります。「美しい国」は３７話でアンドレが見ていた絵の話。同じカテゴリの「明日の女神」と若干リンクしているかもしれません。
鑑賞記はそのうち自分の備忘録も兼ねてこちらに移す予定です。最初はただ反射ツイートのつもりだったけど、なんか語りたくなるんですよねーアニばら。あと数話だけど、その数話が激重なんで、時間かけてやっていきます。
9･28追記 アニばら３７話肖像画のエピソード；未見の方向け解説（ネタバレ注意）
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出動前夜、オスカルの肖像画が出来上がった。しかしアンドレはその絵を見ることが出来ない。オスカルの前で見えない絵を見つめながら、月桂樹の冠、白薔薇の咲く野原は昔訪れたアラスの野だと、己が心で見ている絵を語る。実際の絵とは違うアンドレの言葉に、そう、それはアラスの風景だ、ありがとう、と答えるオスカルは泣いている。そして慌ただしくアランが伝令にやってくる、出動命令を告げに。
「この絵に描かれたお前の美しさを忘れない」というアンドレが切な哀しい。「ありがとう・・」と何度も繰り返すオスカルも。